元気を取り戻すために
最近は敢えて次女と離れる時間を作る。
身体の弱い次女との関わり方は気をつけなければ”共依存”になりかねない。
ニュースで、母娘の悲劇が報道されると、ちょっと心に引っかかる。
母親は「病弱の娘を残して死ねないから・・・」
娘は「老いた母親の介護に疲れて・・・」
そんな風にはなりたくない。
ただ、精神的にいろいろな問題のある娘に対し、線の引き方に苦慮することも事実。
でも敢えて線を引いた暮らし方を目指している。
出来ることと出来ないこと、これを理解することも大切。
広場恐怖、対人恐怖気味の次女にとって人ごみは大の苦手。
例えば、小さな病院や医院には一人で行かせる。
何時間も待たなければならない大病院は人の数も半端ではない。
こういう時にはきっちり離れずついて、表情や声に注意する。
またウツのある子なので、何かを決定するのが苦手。
「まだ大丈夫?」と聞けば「大丈夫?」と答える。
でもこの言葉に迷わされず、その言い方や表情に注意が必要。
疲れていそうならこちらが決定をする。
「私疲れたから少し休みたいわ。座りましょう」と。
休んで落ちつくと「本当は私も疲れてた」と本音が出てくる。
慌てず急がず、少しずつ独り立ちを促していく。
やりたいと言うことは出来るだけさせてみる。
夫は事故の後の運転を不安がり禁止しようとしたけれど、本人が運転をすると言うし、公的交通機関を利用できないのに禁止したら引きこもりになりかねない。
顔の傷を気にして、事故前よりもっともっと人込みを避けたがるけれど、車なら少しは安心なようで出掛けて行く様になった。
私も敢えてスポーツクラブに行く。
二時間は連絡が取れないということに慣れさせて、今は三時間に挑戦中。
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